松花堂弁当をワンプレートという一つの表現へ

松花堂弁当(しょうかどうべんとう)は、中に十字形の仕切りがあり、縁の高いかぶせ蓋のある弁当箱を用いた弁当
仕切りのそれぞれに刺身、焼き物、煮物、飯などを見栄え良く配置する。盛り分様式としては、ごはんと数種類のおかずを組み合わせたものであり、幕の内弁当に似ているとも言え、しばしば混同もみられる。(ウィキペディア参照)

料理人 芳賀 私が、今の世の中へと解釈したのが、
ワンプレートという表現。

おせち料理は、重箱というワンプレートではないか?
という発想から、十字で仕切られ、個々に器に盛られておりますが、
松花堂という箱の中のワンプレートととらえました。

年に一回のおせち料理では、高価になってしまう…

また、和食のコース料理を召し上がったことがない
若い世代のお客様や、食が細くなり少しづつ和食が食べたい、
新宿という場所柄、インバウンドのお客様がフラッといらっしゃいます。
せっかく、当店にいらしたのなら、和を感じていただきたい→ワンプレート→松花堂弁当

今月より、週末ランチ限定メニューで登場します。

また、20年目の次の試みとして、定休日を変更します。

現行 日曜日が、変更後火曜日へ。

新宿の街に開業して、20年になりました。

20年前と、10年前とは、社会もどんどん変わっていき、
お客様の動向も時代と共に変わってきています。

和味りんも、時代と共に先に進むべきと、私は考えています。

和食の良いところを残しつつ、若い世代へ受け入れられる和食へ
進化することが、和食料理人である 私が進むべき次の段階だと感じております。

でも、20年ずっと変わらないものがあります。

うちの料理を食べて、お客様に元気になっていただきたい。

それは、ランチでも、ディナーでも全くスタンスは変わりません。

松花堂弁当という一つの空間を、うちの若手 鈴木と一緒に、
広げていきたいと思います。

よろしくお願い申し上げます。