春の味 ふきのとう味噌

三浦半島 さかな人 長谷川さんに採ってきてもらった
ふきのとう。

ふきのとう 蕾より、三浦半島のは育った方が、
香り、柔らかいほろ苦さになります。

山菜は、風土により大きく変わるので、
ベストな状態になると、長谷川さんが送ってくれます。

新鮮なうちに、お湯でさっと下茹でして、
水気をよく絞り、フードプロセッサーにかけて、
みじん切りにします。

みじん切りにした、ふきのとうはごま油で、軽く炒めていきます。

香りが立ってきたら、西京漉し味噌7、信州味噌3の割合で、
お酒を1合ほどを鍋に入れて、練り上げていきます。

西京漉し味噌の効果で、柔らかい味わいに

私が生まれた岩手では、ふきのとう味噌は、各家庭で作られています。

田舎味噌だけで、作ることがほとんどで、
なかなかしょっぱいですが、ご飯によく合います。

東北の山菜 ふきのとうは、雪の中から顔を出すので、パワフルな味わいなので、
田舎味噌だけの方が、合うんでしょうね〜。

私の料理では、和物にしたり、焼いた里芋に添えたりするので、
ふくよかな味わいの、ふきのとう味噌に仕上げています。

西京漉し味噌の甘さを、信州味噌の塩分で底辺を作るという調理法で
ふきのとう味噌を作っています。

そうそう、今日、仕出し弁当のご注文があり、新じゃがいもをふきのとう味噌で
和えて、和物に。

コース料理でも、お出ししようと思っております。