世界情勢と、温暖化の影響

2023年度 おせち料理は、
当たり前だった素材が手に入らないという、今までにない状況です。

世界情勢も関係する素材もありますが、温暖化の影響が大きいと考えざるを得ない
全国的なマダコの絶不漁、カラスミの原料 ボラの水揚げが激減のため、ボラの卵の高騰、担い手がなく入手不可能になった 無農薬丹波黒豆…

おせち料理に入る当たり前だったものが、大きく変わる 激動の2023年のおせち料理へ。

これは、当店だけでなく、和食業界 全てだと思います。

 

伝統京野菜を守る 佐伯さんの畑へ

当店のおせち料理の要は、京野菜。

佐伯さんの野菜たち。

おせち料理という伝統文化を守りたいというのが、私の思い。

それを信念に、毎年 おせち料理に向かっています。

2023年 大きな変革のおせちとなるアイディアを得るために、
12月4〜5日、急遽 京都に行ってきます。

佐伯さんの畑の野菜たちに会い、佐伯さんと語らい、そして、
京都の伝統文化を学び、それを融合した 2023年の和味りんのおせち料理と
したいと思います。

無農薬栽培のため、雑草と共に 壬生菜

佐伯さんの畑の壬生菜。

雑草と共に、育っています。

雑草も、取るものと残しながら徐々に取っていくものとか、
経験に応じて、京野菜を育てているそうです。

状況を把握して、状況に応じて、状況を活かし…

畑で育つ京野菜たちから、学んでこようと思います。

 
12月4日〜12月5日は、
連休とさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

厨房の中では、絶対に得れないインスパイアを、
京野菜、京都の文化から。

2023年 おせち料理ご期待ください。