冬の寒さが厳しい京都 京野菜はその寒さが育てます。

京都市内で、無農薬で京野菜を作っている 佐伯さんから、
旬の京野菜が届きました。

今年で、佐伯さんとも17年のお付き合い。

京野菜は、なんといっても冬が本番です。

九条太ねぎ

佐伯さんの代表的な野菜

九条太ねぎ

よく市販されている九条ねぎは、分葱のように細いものが
売られていますが、佐伯さんが作っている、この九条太ねぎこそ、
本当の九条ねぎ

甘さが全く違います。

これから、寒さが厳しくなると、ねぎの青い部分に、
トロっとした固形なものが中に入ってきます。

通称 トロと呼ばれていて、これが入り出すと
甘みが増してきます。

鍋に、煮物に、和物に

いろいろな料理に浸かっております。

大株 壬生菜

壬生菜です。

あまり、聞きなれない野菜かと思います。

水菜の変形種として、認識されている野菜ですが、
味わいは全く違います。

また、このように伝統的に大株に育てている農家さんは、
現在、とても少ないんです。

佐伯さんは、京野菜本来の育て方をされている、
伝統を守る農家さん。

カラシ菜系の仲間ですので、少し辛味があり、
シャキシャキ食感。

京都の代表的 おばんざい

お揚げさんと炊いたん

京揚げと一緒に、煮浸しがおすすめです。

他にも、やはり鍋などに最適な野菜で、
ハリハリ鍋に。

このハリハリの由来は、鍋に入れて火が通っても、
野菜のシャキシャキ感が残っているから。

それには、こういった大株に育てられた壬生菜や水菜が主役となります。

今季は、この壬生菜をどう料理に展開していくか、
思案しております。

どうぞ、ご期待ください。