聖護院大根の生産地を見学した次は、京野菜 花菜の産地へ。

花菜とは、いわゆる葉の花のことですが、
南房総の菜の花とは、味わいが違います。

歯ごたえがありながら、硬くなく柔らかい苦味。

春野菜のイメージが強いので3月が旬かと思いきや、
12月〜3月でが、花菜の収穫時期なんだそうです。

八幡市  花菜部会

副部会長 島田昌幸さんの畑で、いろいろな説明をしてもらいました。

花菜、花が咲いてしまうと商品価値がなくなるため、冬の寒い日でもハウスを囲うことなく、出荷ピークを迎えている今、ほとんど休みなしで花菜と向き合って
いるそうです。

島田さんが最後におっしゃっていたのが、
「12月より花菜の出荷が始まりますので、ぜひおせち料理に
使って欲しいんです」

おせち料理に花菜、なかなか面白いと思いました。

産地から京都駅へ向かうバスの中、ずっと花菜のことを
考えていました。

生産者の思いを、どう料理で表現しようか…

来年度の御節に、花菜を使ってみます。