生ミンク鯨 鯨は海のジビエ

ジビエで唯一 生で食べられるのが、鯨です。

日本は現在、IWC 国際補源委員会を4年前に脱退して、
商業捕鯨ができる環境となっています。

水産庁のホームページを調べましたら、
商業捕鯨ができる個体数は、56頭

例外もあります。

それは、魚を採るための定置網漁の網に入ってしまう鯨もいます。

それが、今回入荷した ミンク鯨です。

定置網に入って息絶えた鯨は、産業廃棄物という扱いになります。

産業廃棄物となった鯨は、行政機関の検査により、
食用と許可され、初めて販売される流れとなるそうです。

そんな流れを経て、当店に入荷いたしました。
 

鯨ベーコンの仕込み

自家製 鯨ベーコン

鯨ベーコン

懐かしいって思われる方は、昭和な方w

私もそうです^_^

今回のように、一年に一度も入荷しない生鯨は、
畝須(ウネス)と呼ばれるお腹の部分

マグロだと大トロみたいな部位ですね

ここを使って、鯨ベーコンを作ります

塩と砂糖で〆るという仕込みをするのですが、
今回は、マスコバド糖という、さとうきびを一切精製しないで作られた
黒糖に近いものです

塩は、日本最高峰のボラの卵(カラスミの原材料)と言われる
ボラの卵でカラスミを作った際に、残った塩を焼塩に仕込み、
それを今回使いました

明日、火入れをして仕上げます

ご期待ください