お正月の前菜

8日、9日は連休となります。

よろしくお願い申し上げます。

去年よりほぼ全てが値上がりとなっております。

エネルギーという光熱費も。

オープン当初 19年前は、コース料理主流だった和食業界で、産地からの魚に特化した形で
アラカルトメインで始めました。

それはストレートに魚を味わって欲しいから。

その形は、ランチ営業へ受け継がれたと
私は感じています。

夜の営業は、やはり私の料理の持ち味である
様々なだしの優しさを楽しんでいただきたいのです。店は進化して続いていくものと考えています。その進化した料理は、芳賀にお任せください。

また、当店はSDGsを念頭に料理を考えておりまして、コロナ禍を経験して、アラカルト用の仕込みをしていても、お客様の口に入る事ない日々が続きました。

当店の食材は産地の方々の顔の見える素材達。

無駄を出したくないのです。

素材達には、産地の方々とのそれぞれドラマがありますから。

また、コロナ前ですと、一つの料理をみなさんでお分けになって召し上がってくださいましたが、
現在は、コロナ禍。

一つの料理をシェアするのは、難しい時代ではないかと思います。

そう言った思いがありまして、
コース料理(お食事、デザートあり)

おまかせ料理(お食事、デザートなし)

という2本化のスタイルへ本格的に移行します。

産地からのお刺身、カラスミや出汁巻き玉子、
天ぷらなどのアラカルトメニューは残していきますが、あくまでサイドメニューという形を取らせていただきます。

うちの素材達は、みんなパワフルです。

それを引き出すのが、私の料理人としての責務。

パワフルな素材達を召し上がっていただいて、
お客様に元気になっていただきたい。

それが、和味りんの料理。新しい割烹スタイル。
永遠のテーマは、減塩減糖。